「花と夏」の健康ブログ

私は愛犬と健康的な生活を送る為に行っている健康法や取り入れているサプリ及び関連する商品等の紹介をし、行い読んでいただく方に少しでも参考になればよいと思います。

思いもよらぬ躾けの効果「お座り、待て、良し。」

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我が家の紀州犬の躾の方法と効果

 

 

 お座りの躾迄

 

 我が家の紀州犬の「花」の躾を行うようになった経緯と方法と効果について、今現在の散歩の状態からお話を致します。

 我が家の「花」は、お座り、待て、良しの躾を行い、その行為が出来るようになってから散歩の仕方が変わりましたので、そのご紹介を行います。

 今現在、我が家の「花」の年齢は、16歳と7か月になろうとしていますが、朝夕の散歩の距離は、現在、約2kmを30分前後の時間をかけて、歩いてきます。

「花」の躾「お座り、待て、良し。」の動機

 

 「花」の生後2、3歳になる頃迄は、特別の躾は、行っていませんでしたので、散歩の途中で、気になるものが有れば、その場で立ち止まってから、匂いを嗅ぐ事をしたり、気になるものが有れば、そちらに行こうとリードを引っ張るという様な自由気ままな散歩を行って私を結構、困らせていました。

 他にも、気に入った友達犬がいれば、その犬と遊ぼうとしたり、鳩とかの鳥が居たらそれを追いかけて行ったりと、急に散歩の行き先を変更したりと手を焼くことが何度も有りました。

 その様な出来事が、散歩の最中に沢山有ったので、「花」のリードを引っ張る事が度重なり、何か良い方法はないかと日頃から色々調べていましたが、中々見つかりませんでした。

躾のヒント

 

 そんなある時に柴犬を飼っている知人の家を訪ねていた時、その知人は、柴犬に向かって「おやつ」を出しながら、「お座り、待て、良子さんー。待てよー、良くなーい。」等を何度か繰り返してからおやつを上げていた事を思い出しまして、その様な事が我が家の「花」は出来ないか試しているうち、いつの間にか出来るようになりました。

躾の方法

躾「お座り」

 

 

 そのやり方は、最初に「お座り」を覚えさせる為、おやつを右手の片手に持ち、犬の目線の届きそうな上に置き(犬の目の高さから5、60cm位離れた真上に掲げる)、「お座り」と何度か言いました。我が家の「花」は、その時点で、自分から「お座り」をしましたので、おやつをあげて褒めてあげました。それから「お座り」の躾は、「おやつ」をあげながら何度も行うと「おやつ」をあげなくとも出来るようになりました。

 もし、その「おやつ」を右手で目の上に置いて「お座り」がなかなか出来ない状態の時は、使っていない左手で、その愛犬のお尻を少し押手「お座り状態」をさせて上げる事を何度かすると通常は、出来るようになります。それでもできない場合は、愛犬の状況を見ながら再度トライし、工夫をしてみて下さい。

「待て、良し」の躾 

 「お座り」が出来るようになった後には、今度は、「待て、良し。」の躾を行うようにする番ですが、やはり「おやつ」を使った躾が一番早いようです。

 自分の愛犬に「お座り」をさせた状態で、「待て」の躾の言葉を愛犬言いながら、目線の先に「おやつ」を差し出します。慣れるまでは、愛犬の鼻先約30㎝の距離を取って差し出してから、「待て」と言う言葉で、愛犬に「おやつ」を食べるのを待たせる状態を行います。

 食べようとしますが、その場合には、「おやつ」を引っ込めて、直ぐには、食べさせない状態をさせます。何度かその行為をやって行くうちに愛犬は、「待て」が出来るようになります。

 自分の愛犬が30㎝位の距離で「待て」が出来るようになった場合には、愛犬の鼻先10cm位の所迄「おやつ」を近づけて「待て」(この「待て」の時間は、当初は5秒から10秒位で良いです。)を行い、「待て」が、出来たら「おやつ」をあげてから誉めてあげて下さい。

 家の中の板の間等で「待て」の躾を行う場合に愛犬によっては、愛犬が涎を出す場合が有りますので、濡れティッシュ、又は雑巾等を用意してから躾を行って下さい。

 「待て」が出来るようになったら、次に「良し」を覚えさせますが、その際、愛犬には、「おやつ」を鼻先に置き、「待て」のフェイントの言葉で何度か言って、例えば先ほどの「よしこさん」とかの紛らわしいい言葉をかけて、「良し」と言った状態にだけ「おやつ」を上げると言うようにします。このやり方は、一寸、嫌らしいやり方ですが

確実に早く覚えます。但し、別の方法を知っている方は、そちらの方法で行って下さい。

躾のご褒美の「おやつ」は、何を使うか

 

 

 我が家で愛犬の躾の時に使う「おやつ」は、 原料をビーフ、チキンを中心にした、スティック上になっている4cmの長さの「おやつ」を一回毎に1、2本を使っていますが、ご自身の愛犬によっては、好みが違う場合が有りますので、ご自身の愛犬に合った「おやつ」を使用して行い、成果を上げて下さい。

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「お座り、待て、良し。」の躾の効果と期間

 散歩の中に待てと良しを行う効果

 

 我が家の愛犬の「花」の散歩は、朝と夕に自転車でリードを引きながら、朝は、雨の日以外は約50分位で、夕方は、約30分位を毎日様に行っていました。

 「花」散歩コースは何通りかあり、その日によって散歩コースを変えて行っていましたが、「花」が、この「お座り、待て、良し。」を出来るようになってからは、自転車で20分位行く、利根川の土手の上に出る散歩コースを定期のコースにしました。

 朝も早かったので、他に犬の散歩をさせていない事を確認しながら、「花」のリードを放して、自転車と並行して歩くように訓練を開始しました。

 しかし、「花」は、思うようには、行動してくれませんでしたが、その時も「おやつ」を使い何度も行っていくうちに少しずつ、自転車と並行ではなく、自転車の後ろを付いて来る様になりました。その途中に「花」に対して「待て、良し」の訓練を何度も行い次第に出来るようになって来ました。

 具体的な効果

 

 具体的には、自転車で少し先に行き、追いつくのを待ってから、その場で「待て」の合図をし、出来たら「おやつ」を上げ、「良し」の合図で出発するという事を何度も繰り返していると「おやつ」を使わなくても「待て」と「良し」が出来るようになって来ました。 又、このような事が出来始めてから、鳥を追い始めたり、他の愛犬仲間の所に駆け寄って行ったりすることが、かなり少なくなり始めてきました。

 それから、散歩の途中の道路を横断する信号待ちや信号がないところの道路を横断する時などに「待て」でその場に止まり、「お座り」で待たせ、「良し」で、その場所から先へ進みだすというようにリードを引っ張る事が殆ど無くなりました。

 「待て」と「良し」の効果として、散歩の時にリードを引っ張る事や道路を横断する時に勝手に道路を渡らないことで、安全な散歩を行う事に成功しました。

 又、他の犬が来ても飛びついて行ったり、何かに夢中になって突然に行動すると言う様な事が、非常に少なくなりました。

 但し、猫を見かけた時は、状況が一変しましたので、猫にだけは、注意をしながら散歩を行っていましたが、最近のこの一年ぐらいは、猫がいてもあまり気にする事も無く散歩を行っています。

 躾の期間

 

 愛犬「花」が、「お座り」、「待て」と「良し」を覚えた期間で「お座り」については、おやつを頭上に置いて「お座り」言って、2、3回行ったら、直ぐに覚えて出来るようになりましたが、「待て」は3日位掛かった様に記憶をしています。「良し」の方は、すぐ覚えてフェイントを掛ける言い方で行いましたが、此方も3回ぐらいで、出来るようになりました。

 散歩中の「待て」と「良し」は、その散歩中の時に早く覚えさせようと思っていなかったので、「おやつ」を与えながら2か月位は行っていて、ある時に「おやつ」を買い忘れていて、それから「おやつ」で躾をやらなく成ってからの様に記憶していますので、早めに躾を行い方は、短期間で出来る様になると思います。

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まとめとして

 自分の愛犬が、「お座り」「待て」「良し」を覚えることで、散歩の仕方が非常に楽になり、例えば、信号を待つ時や道路を横断する時にもリードを強く引かなくても愛犬と散歩を楽しむ事が出来るようになり、リードを強く引かれて、転ぶ事も無くなるのではないかと大きな効果になると思いますので、少し時間を掛けて、根気良く、愛犬を信頼して、躾を行う事を試みて下さい。